車輪人の自転車日本一周・登山の旅 車輪人の自転車日本一周・登山の旅

2003年 11月17日 (月) - 498日目

天気 :

体調 : やや不調

宿泊地 : 佐倉城址公園

本日の移動 : 富浦町~富津市~袖ヶ浦市~千葉市~佐倉市

走行距離 : 128.6km

累計距離 : 22,584km
本日の出費

食費 : 1411円

観光費 : 0円

宿泊費 : 0円

雑費 : 0円

費用詳細 :

現在地 : 千葉県佐倉市  ( 全走行図 )

房総の風

 昨夜は寝苦しいほどの蒸し暑さの中の就寝であり、さすがは温暖な房総半島の端であると思っていたのだが、今朝になると、ほとんど掛けていなかった寝袋もいつの間にかスッポリと身に包んでいたほどの寒さに襲われた。気温的には大した寒さではないが、ギャップが激しすぎる。早起きしHPの更新に入ろうとも思っていたのだが、その寒さになかなか寝袋から出れず、4時起きのはずか、6時起きとなってしまった。それも掃除のおばちゃんの音でようやく重い腰を上げ撤収に入ったのだった。

 朝はやや落ち着かない道の駅で書こうと思っていた日記は書けずままの今日の出発。また自炊も同様にしづらく、しかし、そのお陰で出発はなんと6時半といつもよりかなり早い漕ぎ初めとなった。今日はどんな一日になるだろうか、そして風は?昨日はずっと強い向かい風に苦しめられただけに今日の風向きが気になるところで、また昨日と同じように南風が吹き込んでくれれば追い風なのだが、しかし、この今朝の寒さは北風が作り出し、なんと昨日と進む方向は一変したにも関わらず今日も向かい風・・・ もう走る気力を失いかけたが、しかし、それでも進むしかなく、重い足を必死で奮いたたせて、一漕ぎ一漕ぎ着実に距離を進めていった。

 この後はただひたすら走った。国道127号、465号、そして富津岬を経由して今度は国道16号と黙々と走り続けた。それほど興味引く観光地もなかったこともあるが、あっても月曜日な為にどこも休館日でもある。そのため、この間の休憩は富津岬くらいなもので、そこへは明治の海軍の遺構がなにかしら残っているだろうと期待していったところなのだが、そんな期待も空しく上れもしない展望台があるのみで、ただ岬で強風に耐えているだけであった。しかし、この富津岬、そしてそこまでの朝の道中の展望はすばらしく感動の連続であった。三浦半島、大島はもちろん、ベイブリッジ、ランドマークタワーがはっきりと東京湾越しに望め、さらには故郷を思い起こさせる富士山まで姿をくっきりと表し、そのあまりの大きさ、そして手の届くほどの近さに驚き、旅を終わりが近づいていることを実感しながらの今日の走行であり、またその好展望が向かい風に立ち向かっていった励みにもなっていた。

立入禁止の維新百年記念塔
(富津岬)
富津岬にて
東京湾をバックに
今日も向かい風に
悪戦苦闘

 今朝の予定では今日は千葉市の手前くらいで走行を終えて明日の千葉市観光に備えようと思っていた。だが、今日の早朝出発、そして、黙々と走り続けたことによりあまりに早くそこに到着することが出来たことから欲が生まれた。行くのを断念していた佐倉市にある国立歴史民族博物館へと足を伸ばそうと。ただ、そうなると千葉の県立歴史博物館へと行けなくなってしまうのだが、それでも、国立という文句に惹かれ、この後も千葉市街を越えて行き、黙々と佐倉市を目指してひたすら漕ぎ進めていった。途中、千葉の歴史博物館を見送るときは寂しさ込み上げるが、しかし、佐倉へと行く為には寄っていく時間はとてもなく、さらには今日は定休日でもある。明日の国立歴博に期待し、夕暮れ迫る中を走り続けていった。

 今日も向かい風にも関わらず走行100kmを越えていった。これで3日連続であり、日々、走行時間も伸びている。普段こんな距離を伸ばすような走り方をしないだけに、もう足は悲鳴を上げ、もう1年以上も旅をしているにも関わらず筋肉痛が襲う。しかし、それでも一度決めたところまでは今日も走り通して、無事に薄暗くなる中、国立歴博の公園内へと入っていった。ちなみにここは佐倉城址公園にあり、かなり広大な敷地で寝床場所も困らず、大きな東屋をすぐに見つけることが出来た。ただ、国立施設内だけに警備員に注意されそうで不安ではあったが、しかし、ここしかなく、そこでテントを設営し昨日の遣り残したHPの更新作業を進めて21時頃就寝した。

 ★今日のお食事♪
 ・朝食 : ミニコンビニ弁当・パン・みかん
 ・昼食 : コンビニ弁当・パン×2・みかん
 ・夕食 : 半額弁当・みかん




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