車輪人の自転車日本一周・登山の旅 車輪人の自転車日本一周・登山の旅

2003年 10月13日 (月) - 463日目

天気 : 雨のち曇

体調 : 良好

宿泊地 : 押切川公園

本日の移動 : 米沢市~喜多方市

走行距離 : 34.5km

累計距離 : 21,074km
本日の出費

食費 : 0円

観光費 : 0円

宿泊費 : 0円

雑費 : 0円

費用詳細 :

現在地 : 福島県喜多方市  ( 全走行図 )

出会い

 10本歯アイゼン、ピッケル、ザック、メットなどの登山の専門用具をいろいろ昨夜からお世話意なっている三治さんから頂いた。さらにはいろんな山に関する著名人も紹介しても頂いた。ほんとどこに自分の転機になるかもしれない出会いが待っているか分からないものである。これが運命の出会いとなるかは分からないが、しかし、今の自分にとっては衝撃的な出会いであったことは確かである。昨日一度は断った誘いだが、しかし、自分の意思に関係なく導かれたようなこの出会いに感謝しながら今朝も5時半からPCと向い溜まった日記に悪戦苦闘していた。ちなみに冒頭で紹介したアイゼンやピッケル、どちらも冬山専用道具で、今まで必要と思いながらも資金などの面で断念し続けていたものだけに喜びも大きく、またこの先の雪山への不安が和らいだ。不安で堪らなかっただけに、嬉しく、しかし、ただこれを得たから安心というわけでもないことは充分承知もしている。しかし今まで最低限の装備をしていなかっただけに、不安以上の不安を抱えながらの登山であっり、それが不安に変わった。過剰でなくなったのが嬉しく、頂いたそれらを手に、雪山を思い浮かべながらも、しかし今は現実の溜まった日記に立ち向かっていた。

 しかしそれにしても出会いとはどこで待っているか分からないものである。また、どこで出会いが失われているかも分からない。実は昨日、車を一日中走らせ私を探してくれていたご家族もいた。だが、申し訳ないのだが私の連絡の不十分さで会うことが出来なかったのだ。なにせ、昼間は携帯を充電の為に持ち歩いてなかった為に連絡とれず、また夕方前、ようやく携帯を持ったと思ったら、すぐに峠へと駆け出し連絡が途絶えてしまった。後から知ったのだが、夕方過ぎまでずっと探してくれたそうなのだ。だが、当の本人は逃げるように峠越えへと入ってしまい、さらには連絡も不可能になってしまったこの峠間近の携帯圏外の地で、この三治さん宅にとお世話になってしまった。探してくださった伊藤さんご家族。ほんとうに申し訳ありませんでした・・・ もしお会いできていたら、また劇的な出会いが待っていたかも知れず、また、そんな存在にもなれたかもしれない、もう今は”もし”という話しかできないが、しかし、それにしても出会いとは悲しく辛い反面、なにがあるかわからないだけに面白いものだと心から感じながら今はこうして日記に向っていた。昨夜遅くより降り始めた雨音を聞きながら・・・

 こうしたPCばかりの朝であったが、しかし、息抜きもした。ここから車を少し走らせたところにあるもう一件の旧家。こちらも最近三治さんが購入したお宅で、先ほどと変わらぬ立派な佇まいではあったが、こちらはまだ改修工事中で、中は騒然としていたが、しかし、その趣きは失われておらず、一見すると人が住まなくなってからしばらく経つだけに廃墟のようでもあるが、しかし、目を凝らして見れば見るほど、その旧家の歴史、さらには日本家屋の趣き、良さが現われ、終いには魅せられてしまう。ここにいると今の社会には忘れてきてしまっているものがあるような気がしてならない。この日本家屋そのものなのか、それとも他にあるのか、今の私には答えは出ないが、しかし、そこに何か置いてきてしまった心があることを肌で感じながら見学させてもらっていた。

三治さんの
もうひとつの旧家
今日も豪華な朝食

 そんな改築前の家屋、そして今、PCを打つこの家屋、どちらも全く変わらない忘れてしまった温かさがあり、それを全身に感じながら、日記を黙々とまた進めていた。気付けばもういつの間にか昼をまわろうとしている時間になるのだが、しかし、外は相変わらず雨は降り続け、また、私も相変わらず溜まった日記を終えることが出来ずにいた。まるで、それが分かっているかのように降り続け、日記を終わらせようとしているようでもあり、面白い雨だなとも思いながら日記を進めていた。ここで私が詩人であれば歌でも読みたい、そんな気分にさせてくれる雨を眺めて休憩しては、また日記に向っていった。しかし、さすがに、自転車を先へ少しでも進みたい、また、こんなPCばかりやっているのではなく、三治さんともいろいろまた話したい。また話し、さらにはこの旧家をもっと楽しまなければ来た意味もないとも思い、最後は切りのよいところで日記を諦めて、昼過ぎからさらに昼食をご馳走になりながら、三治さんとの団欒をまた楽しみ、また、時にはその家の趣きにまた浸ったりもして楽しんだ。

黙々と日記下書き・・・
殿様気分で一休み・・・
さあ、出発です♪

 最後はやっぱり山の話に尽きない。しかしそんな話に夢中になっていれば時間は驚くほど早く流れ、気付けば14時をまわっていた。予定では喜多方を軽く観光しながら会津若松を目指す予定でいたがさすがに苦しい時間となってしまうのだが、それでも少しでも前に進みたく、小雨降る中ではあったが、三治さんさらもたくさんのエネルギーを頂いて、また新たに峠目指して、そして福島県を目指して元気に自転車を漕ぎ始めた。そんな峠は昨日のうちにほとんどを上りきっていたために一踏ん張りで漕ぎあがり、そして4kmの長い長い峠のトンネルを越えていく。歩道もないトンネルでもあり、不安での中のトンネル突入ではあったが、しかし、交通量の少なさ、また、トンネル内の明るさが助かってそれほど苦もなく走りぬけ、後は気持ちよく坂を下っていくと、そこは喜多方の町。もう時間もないために蔵の町並みだけを見て通り抜け会津を目指そうと思いながら市街を一度は走り抜けたのだが、しかし、その蔵の町、さらには今もそのまま残る街道の町としての町並みに惹かれて、ついつい急いでいるはずなのに自転車をまた戻してしまった。そしてもっとジックリ見てみるために、また情報を知るために向った先が観光案内所。さすがに資料館までは入る時間はもうないものの、そこはハンフレットを頂いて入った気持ちになり、残りの時間は町並み散策と、そして至る所にある醸造蔵の見学へと向った。すぐ近くの大和川酒蔵北方風土館へと見学させてもらったのだが、しかし現在ここでは敷地の大きさの問題で酒造は行なわれていなく残念ではあったが、それでも充分にその蔵の雰囲気、また酒造りの工程を見ることができ、そして最後は試飲。今まであまり好きではなかったお酒ではあったが、旅の中で頂いたりしてこうして飲んでいるうちに、とくに日本酒にはまりつつあった。ただ基本的にお酒は弱く量こそ飲めないが、しかし、その日本酒の味にはここでも惹かれ、試飲を存分に満喫して17時、酒蔵を後にした。ありがとうございました。

紅葉が綺麗だ~
蔵の町・喜多方
大和川酒造
北方風土館
大和川酒造見学
日本酒・試飲も楽しむ

 17時を過ぎれば暗くなり始めるのはあっという間。慌てて寝床探しへと自転車を走らせ、そして見つけたところは押切川公園という運動公園で、やや寝床としては不安ではあるが、もう時間的に探しきれずに仕方なくそこに決めることにした。また辛いのが電源を確保できないことで、今、この寒さ厳しくなってきただけに電池の消耗は早く、それでいて溜まった日記を書かなければいけない。そう思うと気が重くなる一方であり、テント設営後、日記をやらなきゃ、やらなきゃと追い詰められながらも、気乗りはせずに、また落ち着いたと同時にドッと疲れにも襲われ、日記前に仮眠と思ったら最後、食事もとることなく、そのまま19時には就寝してしまった・・・ そしてまた日記を溜めてしまっていた・・・

 ★今日のお食事♪
 ・朝食 : ごはん・芋煮・豆腐・野菜など
 ・昼食 : マカロニ野菜
 ・夕食 : なし




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