車輪人の自転車日本一周・登山の旅 車輪人の自転車日本一周・登山の旅

2003年 7月27日 (日) - 385日目

天気 : 晴のち曇

体調 : 良好

宿泊地 : RHログ由縁

本日の移動 : 日高町~富良野市

走行距離 : 69.0km

累計距離 : 17,041km
本日の出費

食費 : 239円

観光費 : 0円

宿泊費 : 1000円

雑費 : 0円

費用詳細 : 宿泊費:RHログ由縁、雑費:日高温泉

現在地 : 北海道富良野市  ( 全走行図 )

筋肉痛

 激痛・・・ もう普通に立ち上がるどころか身動きができない。自分でも驚くほどの筋肉痛に襲われた。足をほぐしながらなんとか立ち上がるものの、とても普通には歩くことは出来ず、ヒョコヒョコといかにも不恰好になんとか歩けるといった酷さであった。また顔は常にその痛みのために引きつらせていた。でも、そんな痛みに襲われた今朝の食事はちょっと豪華で楽しい時間となった。おかずはカブとエノキの味噌汁。これが具沢山なだけにうまい!とても自分が作った料理とは思えない出来で、調理するのも悪くはない。と思い、またこうした時間がほんと楽しかった。ちなみに今日はこのあと、富良野までの65kmほどの距離を走るだけとちょっと余裕をもった予定。そのため、いつもなら時間を惜しんで調理などしないのだが、今日はこんないつもにはない楽しさを味わい朝の時間を満喫していた。

 ただ、実際はこんなのんびりしている時間はなかった。登山中も含めて日記が3日分近く溜まっているのだ。1日分だけでも毎日ヒーヒー言っているのに、それが3日分なんて・・・ 自分にとってはもう天文学的数字に近くすら思える量だ。朝5時から取り掛かったのだが、でも、そんなのんびりペースでの朝だったので、どうしても集中力がでない。また、充電の合間には読書にふけってしまったりと進まず、昼頃まで頑張ったにも関わらず画像のUPで精一杯の結果となってしまった。

 さすがに時間が迫り、気持ちを切り替えて出発!日記を残してきてしまっているために、焦りと不安が頭を取り巻いていたが、今日どうしても富良野までは行きたかった為に、とりあえずは日記のことはそれまで忘れようと必死で漕ぎ始めた。富良野までは大きな峠越えが2つある。もうガムシャラに漕ぎ進んだ為にその間の写真はない。ただ黙々と前だけを見て漕ぎ進んでいた。ちなみにそのエネルギーはただ富良野へ行くというだけで生まれたのではなかった。富良野でひとつ楽しみが待っていた。それは阿蘇、大阪で知り合った人たちとの再会。それもただの再会ではない、今回はビックリさせようと内緒での飛び込みなのだ。「28日に富良野に入るよ!」と、そうみんなに言ってあった。だが、予定より早く1泊2日で登山を終えることが出来た為に、こうして1日早まり富良野入りとなった。そこで、みんなが泊っている宿へと押しかけビックリさせてやろう!そんなちょっとした楽しみを抱き、それを常に頭に思い浮かべ、また時には笑みさえ浮かべていた。それをエネルギーに今、この峠を越えている。

 さあ、いよいよ富良野へと入った。北海道の景色と言えば富良野!そんなイメージを私は持っているだけに、この土地での期待は大きい。だが、最初にこの富良野に入って行なったのはなんとHPの更新作業の続き。ちょうど良い休憩所を見つけたので、自分の休憩も兼ねてここで1時間ほど続きをやり始めるが、でも集中力に欠けているせいか、すぐに睡魔に襲われ座ったまま仮眠・・・ 今日は、やる気と実際の行動がどうも空回りしてしまう日であった。

まだちょっと小さな
ひまわり♪
いよいよ富良野!
さすがラベンダー

 仮眠も済ませて気分はスッキリ♪ただ、日記のことは常に悩まさせていた。さすが富良野だけに広がり始めたラベンダーそしてメロンやスイカ、さらにはトウモロコシ畑といろんな壮大な景色を見せてはくれたが、でも心はなかなか和むことはなかった。やはり日記のことが頭を離れない。そんな重い気持ちでも富良野入りであったが、でもそれを一気に開放してくれる出来事がこのあと待っていた。それは明石の山田さん親子との再会。去年の秋、兵庫県を通過時にお世話になり、また一緒にサイクリングまで楽しんだこともあり、その再会はほんと嬉しいものとなった。それもこの遠く離れた北海道の地である。富良野チーズ工房で再会を果たし、約1時間ほんとうに楽しい時間を過ごさせてもらった。まさしくんと一緒に体験乳搾りをしたり、展示トラクターで遊んだりと、また忘れらない思い出を増やし、「今度また明石に遊びに来るときは彼女と一緒にね!」とちょっと痛いところをつかれながらも、でも、そう在りたいとも思いながら、18時ごろ、こうして次の再会を約束し、て宿へ向った。ほんとうにありがとうございました。

明石以来の再会
山田さん
チーズ工房で・・・
体験乳搾り?
アイスクリーム♪
トラクターにも乗り込む!
おお!気球♪

 みんなが泊ると話していた今日の宿は、ちょっと奮発してのライダーハウスだ。近くに幾つか無料キャンプ場もあるのだが、こういう場ではやはりみんなと楽しみたいと、また、驚かせてやりたい!そんな期待を胸に向ったのだが、なんとまだ誰も来ていないではないか!拍子抜けである。それでもすぐ来るだろうと、またみんなに分からないように、そっと、今どこにいるのかメールで確認したりして到着をまった。しかし、どれだけ待ってもなかなか来ない。もうすっかり待ちくたびれ、でも、そんな空いた時間はやっぱりPCと格闘。それしかやることがないのだ。このRH、今夜も沢山の人たちが泊ってはいたが、グループが多く、またライダーばかりでバイクで「ブーン」とひとっ走り町へと夕食を食べに行ってしまっていた。そのため、気付けば一人、この山間のRHに取り残され、飢えに苦しんでいた。もう、再会することだけが目的で、食糧の調達すら忘れていた。唯一持っていたラーメンを仕方なくひとり空しく食べ空腹を凌いでいた。こんなはずでは・・・ と思いながら。

ログ由縁で宴会♪
 「もう待ちくたびれた!」、さすがにもう驚かすのは諦めて電話することに・・・ すると当初、話していた予定とは変わって、みんなバラバラに各キャンプ場で楽しんでいるではないか、これにはさすがにガッカリ、楽しみにしていただけにショックも大きい。もうただひとり黙々とPCと向き合っているしかなく、また「妬け酒だぁー」とも行きたかったが、そんなお酒もない。またそれを調達できるようなお店も近くにない。もう寂しさ、辛さでもう発狂しそうなそんなとき、ぞくぞくとライダーの方が戻り、また他の旅行者もこの団欒広場へと集まりだした。そして気付けばそのまま宴会に突入。そして続々と飲みきれないほどのお酒が・・・ さらにツマミまで!そして、るうさん曰く”バカヤロゥ”が勢ぞろいし大いに賑わい、1時過ぎまで宴会は続いた。

 ★今日のお食事♪
 ・朝食 : ごはん&具いっぱい味噌汁
 ・昼食 : パン×2・アイス
 ・夕食 : レトルトラーメン




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