車輪人の自転車日本一周・登山の旅 車輪人の自転車日本一周・登山の旅

2003年 2月10日 (月) - 218日目

天気 :

体調 : 良好

宿泊地 : 民宿げっとう

本日の移動 : 那覇市内観光

走行距離 : 27.6km

累計距離 : 8,853km
本日の出費

食費 : 1310円

観光費 : 1420円

宿泊費 : 4500円

雑費 : 0円

費用詳細 : 観光費:首里城・玉陵・旧海軍司令部壕

現在地 : 沖縄県那覇市  ( 全走行図 )

沖縄文化

 沖縄本島に入ってもう数日。こうして沖縄を旅して見てくるにつれ、今までほとんど知らなかった琉球文化、そして戦争の歴史、見れば見るほど興味魅かれて、また、戦争の悲惨さをも知り、だからこそ、こうして知ることで沖縄が好きになって、愛着も沸いてきた事を自分で実感してきた。

 そんないろんな名所を見た今日は、朝7時に起床、やっぱり今朝も日記書きからはじまった。まだみんなが寝ている部屋で、ただ書かなければ!っという思いからただ黙々と書いていた。みんなと同じようにもっと寝ていたいし、朝はのんびりしたい、でもこれだけは自分で決めてきたことなので、遅れることはあるが、でも毎日更新だけは遣り遂げたいと強く思っているから、毎日今日も頑張っている。

 8時半ごろ、ようやく日記を書き終えて観光へと今日もネコと出発!まず向かったのはいろいろ名所をまわる前に、この琉球文化、歴史を学ぼうと県立博物館へと向かった。こうして歴史を知ってから他の観光地を見るとさらに面白くなるのだ!こうして楽しみにして坂を必死で向かった博物館、だが、なんと定休日・・・ これにはかなりのショックを受けたが、でも、気を取り直して首里城へと入った。

 歴史は学べなかったが、でも出来るだけこの首里でそれを学びながら見ようとじっくり見学。聞いた話では「がっかり名所」だよとも聞いていた首里城だが、その城壁、復元規模には驚かされ、そしてその本土とは違う城壁の作りにも魅せられて、もう入る前からとてもガッカリ名所だとは言えなかった。正殿へは大金800円を投じて入城、その最初の正殿の印象は、自分が思っていたよりも小さく、そして迫力も感じることができなかった。たが、その館内の資料をみて歴史を知り、さらにシアターでは、この建物の復元の思い、苦労、さらに文化の奥深さを知った。こうして、歴史・文化を知って、改めて城を見上げると、このときにはとても大きな存在になっていた。その建物を構成する一つ一つの物まで興味魅かれて、また面白かった。

 こうして大満足で首里城を後にした。ちなみにネコは外でお留守番。1時間以上も待たせてしまってごめんなさい・・・

有名な守礼門
世界遺産・園比屋武御嶽
首里城の門のひとつ
首里城にて野良猫
首里城前にて
首里城・正殿前にて
ちょっと変な顔?!
首里城内にて
首里城内にて
首里城・正殿前にて

 このあとは、ネコと首里城公園を散歩して今度は玉陵へ。ここも有料施設で、中は琉球王族達の墓なのだが、簡単な資料館もあり、墓はただ眺めるだけの所であるが、でも、それなりの見応えがり面白かった。玉陵を後にして、こんどは有名な石畳へ。ちょっと分かりにくい場所にあるのだが、そこは観光案内所で教えてもらって迷わず到着。素朴な石畳の町並みをのんびり散策した。

首里城資料館にて
首里城公園・弁財天堂
玉陵
アカの木
金城町の石畳
ネコとねこ

 こうして、県立博物館は後日になってしまったが、それでも大概の首里城周辺の史跡を観光して、こんどはちょっと郊外まで走り、海軍司令部壕へと向かった。ここもちょっと場所は分かりにくく、また、看板通りに向かうと、旧道でアップダウンが多く苦労させられてしまった。

海軍司令部壕にて
 ちなみにここは人工的に作られた洞窟で、第2次世界大戦の沖縄戦での海軍司令部だったところだ。狭い通路で小さな部屋同士が結ばれていた。その中に、いくつも自害して果てた部屋があり、それらを見学していると、胸が苦しくなる思いだった。とくに司令壕見学後の資料館の内容には、言葉を失ってしまった。悲惨な写真、日記など、とても正視できないほどの内容ばかり・・・ こういうところを今までいろいろ見て知ってきたが、今回のような実際の激戦区での見学は始めてである。それだけに身近に戦争の悲惨さ恐ろしさを感じた見学となった。

 この司令壕を最後に今日の観光を終えて、那覇市街へと戻ろうとしたとき、突然大雨が降りそそいだ。まさにバケツをひっくり返したような雨で、さすがに出発することが出来ず、軒下で待機すること20分ほどだっただろうか、また先ほどの雨が嘘のように、今度は所々に晴れ間さえ覗く天気に変わっていった。

 気を取り直して出発!このあとは昼食兼夕食タイム♪実は昼食をとりそびれていた。お昼頃に美味しいと聞かされた定食屋へ立ち寄ったのだが、残念ながら定休日・・・ このあとは、なかなか安い定食屋に巡り合えず、結局そのまま昼食抜きで司令壕見学だった。だからもうお腹ペコペコ!市街へと戻って、今度は泊っている旅館近くの嶺吉食堂へといってみた。もちろんここも薦められたところだ。

 こうして15時半過ぎになってようやく食事にありつけて名物”ソーキそば”を頂いた。そばの方は自分には合わなかったが、でもソーキ(豚)の美味しいこと、そしてそのあまりの肉の大きさにも驚かされて、食べ応え十分の食事だった。

 このあとは国際通りやスーパーでお土産購入タイム!スーパーでちょっと変わった食材を購入して、そして国際通りのあるお土産店で定番土産を購入して、宅配してもらった。表示値段はスーパーの方が数段安いのだが、でも、土産店でも2割引き近い値引きをしてもらって、逆に安くなったほどで、大満足で実家への土産を購入した。

 こうして買い物をしていると、時間がたつのはあっという間である。店を出たときには、もうすっかり日も落ちていて、町の明かりだけを頼りに民宿方面へと走った。でも、その途中に、また寄り道。今度もお食事所、”わかさ弁当”だ。ここは膳に並んでいるたくさんの食材の中からいくつか選び、自分好みのお弁当を作れという、ちょっと変わったお弁当屋さん。そしてなにより嬉しいのが、その値段の安さである。スープまで付いてなんと400円!お勧めだ!ちなみにこの弁当は明日の朝食用として買った。だが、熱いスープだけは明日まで持たせることが出来ずに、ここで食べさせて貰う事にした。このスープだけでもボリューム満天で意外にお腹も膨れるほどの食べ応えだった。さらに味の方も最高だ!

 20時近くなってようやく宿へと帰宅した。このあとは、みんなとやっぱり今夜もお酒を飲みながら盛り上がって、とてもHP更新作業が出来ない状態・・・ 酔っ払っている状態だが、それでもせめて写真だけでも、っと思い始めたのだが、話しながら&酒酔いの為に、そのうち何処まで更新したのか分からなくもなってきたほどだった。しっかり更新できたか不安であるが、なんとか写真まではやり終えて、また、楽しい会話タイム♪その会話は尽きることなく午前様の1時過ぎまで続き、就寝は1時半ごろとなってしまった。

嶺吉食堂
わかさ弁当にて
民宿・げっとうにて♪




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