車輪人の自転車日本一周・登山の旅 車輪人の自転車日本一周・登山の旅

2002年 12月28日 (土) - 174日目

天気 :

体調 : 良好?

宿泊地 : 阿蘇RH

本日の移動 : 清川村~竹田市~阿蘇町

走行距離 : 62.6km

累計距離 : 7,317km
本日の出費

食費 : 2763円

観光費 : 500円

宿泊費 : 900円

雑費 : 0円

費用詳細 : 宿泊費:阿蘇ライダーハウス、観光費:広瀬記念館・滝廉太郎記念館

現在地 : 熊本県阿蘇町  ( 全走行図 )

年末スタート

 竹田で新発見、そして出会い、そんな楽しい事がいっぱいあってライダーハウス到着が遅れてしまったが、でもそこから、自分の年末年始が始まった。のんびり、そしてはしゃいで、バカやって楽しむぞ~

 そんな意気込みではじまった今朝、その意気込みが吹き飛ばされそうな気がするほど寒かった。でも、そんな寒い中、朝7時に起きてテント内で必死に日記の更新。でも、あまりの寒さに使う前からバッテリ残量がすでに半分・・・ もう必死でバッテリーを暖めながらなんとか書き終えた。

 8時過ぎ、ようやく日記を書き終え行動開始!まずは昨夜の片付けからだが、どれもこれも凍ってしまっていて、もう大変。それでもなんとか片付けて、食事は昨夜購入した半額コロッケとご飯、そして余った白菜でラーメンを作り、朝から豪華メニュー♪それに楽しんでしまって、ようやく出発できたのは11時になってしまった。

 まず目指したのは原尻の滝。別名九州のナイアガラとも呼ばれている壮大な滝だ!でも、その滝に魅せられるよりも、懐かしさでたまらなかった。実は去年の夏来たことがあったからだ。そのため、ここらの風景全てが懐かしく、その頃の気持ち意気込みを思い出して、そして今の自分との違いについて見直したりと、いろいろ思い考えさせられた滝となった。

原尻の滝
(九州のナイアガラ!)
原尻の滝の
ビューポイントの吊橋
原尻の滝

 次は今日の観光メイン竹田市へ!でもその道中は決して楽ではなかった。もうヘトヘトで上って行き、そして最後に待ち構えていたのが、岡城への登り・・・ 城へ行かなきゃ登らなくていいのだが、でも見てみたい、その気持ちだけで必死に登った。そしてまず出迎えてくれたのが、滝廉太郎をモチーフにした公園。そこで廉太郎の町に来たことを実感しながら、城へ!ちなみにここで一緒に走っていた”えせかつ”と一時お別れ。自分はこの竹田市をのんびり散策してみようと思っているからだ。そんな最初の観光、岡城は城跡なのになんと有料・・・ それも300円。散策したかったが、下から眺めるだけで諦めることにした。その分、町の資料館につぎ込んで勉強しようと思う。

岡城近くの
滝廉太郎公園にて
(石造りのピアノ)
岡城より
久住山を望む
岡城跡

 城を断念して市街へと下っていくときに、あるロードチャリダーとすれ違った。そのときは軽く手であいさつする程度だったのだが、そのあと、なんと追いかけてくれた。やっぱり「日本一周ボード」を見て気になったそうだ。名前は児玉さん、今、自転車のHPを立ち上げていて、その記事にしたいとのことで、やっぱりいろんな方に知ってもらいので、喜んで協力することに!っと言うか、こんな出会いがすごく嬉しかった。

 そして連れて行ってくれたのが、駅近くの「料亭旅館・一竹」なんでも児玉さんのお姉さんがやっている店だそうだ。そこで、豪華昼食をご馳走になりながら、やっぱり旅をメインに楽しい会話。そして、この竹田市についてもいろいろ教えてもらった。知れば知るほど面白く、時間があればほんと2,3日のんびりしたいところであった。それほどこの竹田市に魅力を感じた。

岡城跡
竹田市で声を掛けてくれた
児玉さん
児玉さんに誘われて
超豪華昼食!

 児玉さんに案内してもらいながら市街を散策。まずは一番楽しみにしていた滝廉太郎記念館へ。
音楽にそれほど興味はないのだが、でもこうしていろんな偉大な人を見るのが楽しい。23才の若さで亡くしてしまった人なのだが、その短い人生でこれだけの多くの事を残したことにほんと驚かされた。ちなみにこの記念館は以前に住んでいたという家を、そのまま資料館として今は使われていた。

 このあと、滝廉太郎のいろんな歌が流れる楽しく趣きあるトンネルを抜けて、平瀬武夫記念館へ。この方も、廉太郎と同じく明治に活躍した人だ。ただ、こちらは軍人。その武勇・精神を称えて建てられたのがこの広瀬神社、境内にはマストなど様々なものが展示され、そして記念館ではその平瀬の遺品、そして生涯を知ることが出来た。

 ここまで、児玉さんと一緒に行動して案内してくれた。ありがとうございました。ちなみに立ち上げているHPは「スナックHARUMI」  面白いのでぜひ見てみてください!

 ほんとはこのあと歴史資料館も見てみたかったのだが時間が迫っていた。もうすでに夜間走行は確実。これ以上さらに遅くなるわけにも行かず、仕方なく竹田市を後にすることに。でもほんと悔しかった!でも、また訪れる理由ができて、次が楽しみだ。

滝廉太郎記念館
廉太郎トンネル
広瀬神社
(広瀬武夫記念館)

 それからはただひたすら走行。ライダーハウスでは”えせかつ”&”あやっぺ”と待ち合わせしているので、あまり遅くなっては迷惑かけてしまうので、急ぎ足だったが、ひたすら長い長い登り・・・ そして寒いこと!野外設置温度計は3℃、1℃、ー0度・・・ っと見つける度にどんどん下がってくる。さすがに手足がジンジンと冷えだす。そんな中、”えせかつ”より、”あやっぺ”と合流~ っとメールは入る。羨ましい~ っと思いながら自分も早く合流できることを夢見ながらただひたすら暗くなる道を進んだ。

 そして、ようやく阿蘇へと入る滝室坂へ!ものすごい急坂を寒さに震えながら下っていくと、そこはもう阿蘇の大地。すっかり日は暮れてしまったが、まだ阿蘇山のシルエットは臨むことが出来た。そして18時半頃、無事にRH(ライダーハウス)に到着。そして”えせかつ”&”あやっぺ”と嬉しい再会♪驚くほど綺麗で温かいRHで少し休憩後、みんなでスーパーへ夕食の買いだしに。狙うは、ちょっと豪華に阿蘇名物馬刺しだ!スーパーの品なので味は落ちるのかと思ったが、これがまたうまいこと!もう止まらない美味しさだった。そして手にはお酒♪ライダーハウスの方々と夜遅くまで楽しく語り合い、就寝は夜中2時ごろになってしまった。

 ~追伸~
 今朝、同じ道を送れて通ることになる”あやっぺ”に「道中起伏が多くて大変だけど頑張ってね!」 っとメールを入れた。その返信がお昼過ぎに来たのだが、その内容が「余裕よ~」っという返信。でも、自分は昨日に引く続き、今日も滝室坂(阿蘇)へ向けてもうヘトヘトだった。あやっぺすげー っと思っていたのだが、聞いてみるとなんと別府にお世話になった方にこの阿蘇まで送ってもらったそうだ。軟弱あやっぺめ~ 余裕なわけです(笑)

必死で阿蘇に向かう
贅沢に名物馬刺し♪
ライダーハウスでみんなと♪


『軟弱しんちゃん』
日に日に真ちゃんはグルメに、酒飲みに、そして軟弱になっていく気がする・・・。
でも高級馬刺しをとってもおいしそうに食べる真ちゃんはとっても幸せそう♪ byあやっぺ




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