車輪人の自転車日本一周・登山の旅 車輪人の自転車日本一周・登山の旅

2002年 10月6日 (日) - 91日目

天気 : 晴のち雨

体調 : 良好

宿泊地 : 道の駅・南部川

本日の移動 : 日置川町~白浜温泉~田辺市~南部町

走行距離 : 57.6km

累計距離 : 2,929km
本日の出費

食費 : 1827円

観光費 : 0円

宿泊費 : 0円

雑費 : 300円

費用詳細 : 雑費:温泉(白良温泉)

現在地 : 和歌山南部町  ( 全走行図 )

白浜温泉

 デジカメ故障の為に写真撮れず・・・(T_T)

 道の駅なのに・・・ 恐ろしいほど真っ暗なのだ。普通、道の駅は駐車場に外灯があり、また、防犯の為に店内の電気もつけっぱなしにしているとこも多いほどなのだが、ここはなにも電気が灯らない・・・ 唯一トイレの電気がぼんやりと光るのみだ。そんな私は今、1階駐車場にいる。雨が降ってきたためにそこに避難したのだが、そこがまた、真っ暗なのだ。光がひとつもとどかず、また、あいにくの悪天の為に月明かりもない。そのため怖いほど暗い。ほどと言うか怖い!そんなところでは日記も書けない。今はなんとか懐中電灯の光を頼りに書いているが、さすがに目が疲れて辛い。日記は明日の朝書こうと思う。お楽しみに♪ でも、写真ないけどね(T_T)

 そんな不安な夜なのだが、今朝は快晴で気持ちが良かった。軽く朝食を自炊して出発。7時過ぎくらいだっただろうか。その出発早々、南部~白浜間自転車道と書かれた看板発見!国道よりさらに海沿いを走るルートらしい。自転車道なら国道よりもアップダウンが少ないかも&景色もよいかも・・・ そう期待しながら入って行ったのだが、予想とは裏腹にいきなり急な上り坂・・・ 国道を見下ろすように上がって行く。そしてどんどん登っていく・・・ 結局、峠をひとつ普通に越えてしまった。そして、最後は国道を見下ろすようにして合流。この感じだと、自転車道の方がきつかったのではないだろうか。そして展望もまったくといっていいほどなかった。選択を誤った・・・ そう思いながらもうこの自転車道を通るのはやめようと決めたのだが、その先、もう自転車道はなかった。

 その後は、順調に進む。そして国道を逸れて白浜温泉へと向かった。ここの道は思ったよりもアップダウンが少なくて助かった。そして、チャボの森という公園を発見!ものすごいチャボや鶏の数で驚いた。偶然立ち寄ったところでちょっと得した気分だ。そして、すぐに有名な景勝地、三段壁へ。日曜日とあって朝早くからも結構な観光客だった。そしてそんな景勝地は確かに凄い!断崖絶壁だ!ただ、このような景勝地、どうしても期待を膨らませて行ってしまうので、ちょっと期待はずれになってしまうことが多い。逆に静かな観光地でもない景色に引かれてしまうことのほうが多いような気がする。

 三段壁を後にして、今度は千畳岩へ。ここも確かに素晴らしい景観だが、ちょっとがっかり・・・ それはあまりの観光客の多さと、そして”落書き”である。それも一面の落書きだ。あまりにひどい・・・ じっくり観光する気にもなれずに後にした。

 そして、そのあとは楽しみにしていた”崎の湯”ここは無料の海岸間近の露天風呂。さすがに気持ちが良かった。前面は見渡す限りの海!そして心地よい風♪思わず長湯をしてしまった。そのあとは60円にて温泉卵を頂く。ぷりぷりとしていてまた美味しいこと。そんな幸せ気分いっぱいで、こんどは白良海岸を歩いてみた。青い海、白い砂浜・・・ ここは予想以上に綺麗なところでビックリしたところだ。とくに砂浜の白さには驚いた。そんな砂浜をしばらく眺めて、また、その砂浜を見下ろす温泉”白良の湯”へと入浴。ここは有料300円なのだが、ちゃんと洗い場もありのんびりと入浴。まったくもって今日は幸せだ♪そんな入浴後も買ったパンを食べながら、砂浜でのんびり過ごす。

 そんな幸せ気分でまた自転車を進めた。半島を周って行くとこんどは円月島。ここまでくると人は少なくなりあたりはのんびりとしていた。そんなところに浮かぶ円月島は、真ん中に穴の開いた不思議な島。さすがにこれには自然の不思議を感じまた見惚れてしまった。

 それから先は田辺市目指してのんびり移動。温泉後ということもあり、もう今日は汗をあまりかきたくなかったということもある。途中、とれたて市場というお土産店へ。いろんな紀州の高級な梅干が並んでいた。そして試食もあり・・・ 思わずあらゆる梅干を試食♪高級梅干だけあってちょっと贅沢な気分だ。

 そのあとはひたすら漕ぐ。でも途中、ちょっと本屋やデジカメを探しに電気店も物色。だが、どのカメラも驚くほど高い!!あまりの値段に驚いたほどだ。そんなカメラたち・・・ 買えるわけもなく後にした。今日、ほんとうは奇絶峡のほうも見てこようと思っていたのだが、白浜であまりにのんびりしてきてしまったおかげで、あまり時間がなくなってしまった。また天気は下り坂の予報・・・ そんなことで悔しくもあったがあきらめて先へ進むことにした。途中のスーパーで久しぶりの缶チューハイと夕食を買って、そして目的地の道の駅・南部川へ。

 思ったよりも早く、15時半ごろに到着した。それからは、以前、西村さんにお世話になったときに頂いた本、”いま旅立つ君に”を読んで時間をすごした。そして日没を迎えて、冒頭にもかいたようにビックリ!そう、あまりの暗さにである。そして17時半頃から雨まで降り出してきた。最悪だ!そしてさらにそんな出来事は続く。もう寝ようと思って1階駐車場にテントを張って就寝しようとしたところ、雨がさらに激しくなってきた。心配で外を見てみると、テント脇まで水が流れてきていて水没寸前であった。あわてて避難。場所を変えて、ホッとしていると、さらに雨は激しくなりそして風も・・・ まるで台風だ。そんな風にあおられて雨が振り込んできた。また避難・・・ そんな慌ただしい夜であった。




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